1月例会を開催しました。
皆さま、明けましておめでとうございます。
新年1回目の例会では、福津市開業の江藤先生から
「無理のない非抜歯矯正」をテーマにした症例発表が行われました。
今回提示されたのは、
・乳歯列から永久歯列完成まで継続的に介入した症例
・永久歯列期から介入した症例
という、成長段階の異なる2つのアプローチです。
乳歯列期からの介入症例では、顎の成長や歯列の変化を丁寧に見極めながら、将来的な危険性を回避するためのマネジメントが行われていました。一方、永久歯列期からの症例では、無理に歯を動かすのではなく、歯周組織や咬合への影響を考慮しながら、現実的かつ安定した非抜歯治療が選択されていました。
共通して感じたのは、「非抜歯=簡単」ではなく、むしろ高い診断力と長期的視点が求められる治療だという点です。成長、咬合、歯周組織、そして患者さんの負担。それらを総合的に考えたうえでの「無理のない選択」が、症例の随所から伝わってきました。
豊歯会らしく、テクニックだけでなく考え方そのものを学ぶ時間となり、非常に実りある例会となりました。
2026年01月28日 23:02